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前回のつづきです


HC大台ケ原 リザルト
HC大台ケ原 参戦記その1
HC大台ケ原 参戦記その2
HC大台ケ原 参戦記その3
HC大台ケ原 参戦記その4



レースが終わったので、あとは下山ですな!

その前に記念撮影なんぞをして。
oodaigaharaHC2015 (44 - 60)
奥の左から、カメさん、す~さん、コンソメさん、近江屋さん
手前左から、僕トプロー、maCさん、山田さん、やまちゃん、ゴトーさん、1号さん

ここでは全員わりと落ち着いていい笑顔でありますが・・・

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前回のつづきです

HC大台ケ原 リザルト
HC大台ケ原 参戦記その1
HC大台ケ原 参戦記その2
HC大台ケ原 参戦記その3


順調にカウントダウンが進み、いよいよレーススタート!
全員がいっせいにクリートをキャッチし、勢いよく飛び出していく。

僕は最前列から二列目でスタートし、最序盤は先頭から4~5人目の位置だ。
スタートから小処温泉前までの約8kmは平坦に近い緩斜面。
上位を争うなんて実力はないが、それでも重量級の僕が平坦で手を抜いていては勝負にならない。ここは集団の前方をこのままキープしていこう。


今回の僕の作戦はこう。
序盤のほぼ平坦8kmはとにかく集団の先頭付近をキープ。ここで遅れては話にならない。
小処温泉から大台ケ原ドライブウェイ合流までの8kmは激坂を含む本格的なヒルクライム。ここはとにかく耐える区間。無理しない手を抜かない。
大台ケ原ドライブウェイへ入ったらゴールまでの約10kmは基本的に登り5~6%、下り最大10%のジェットコースター区間。この下りからの登り返しで勝負!


大集団が綺麗な渓流沿いの道を雪崩をうったように進んでいく。
速度のほうは40km/hを少し切るくらいか。予想より少し遅い。

これではタイム短縮も難しいか? 先頭に出てみるか?と迷っているところ、右側から勢いよく全身筋肉ジャージが上がっていった。
近江屋さんだ!

今回は勝負に関係ないファンライドとかおっしゃっていたが、そこは平地スペシャリスト。おそらくこのまま先頭に飛び出るつもりなのだ。

そして近江屋さんの後ろにはカメさんがきっちりついている。
この列車に乗らない手はない!
すぐに僕もカメさんの後につき、O.H.C.列車が一気に第4グループ先頭に踊り出た。
どうやら僕の後ろにはコンソメさんもきっちりついている。

列車の速度は40km/hオーバー。最高で45km/hにも達した。
さすがは近江屋さん。期待どおりの特急列車やッ!

そのままの速度で近江屋列車が集落を縫うように抜ける狭い道をかっとんでいく。
沿道には地元の方々の大声援。手を振ったり旗を振ったり、鳴り物まであったりする。

おおうッ! まるでツールの先頭集団やないか。楽しすぎるッ!

高速で先頭を牽く近江屋さんだが、まったく先頭交代する気配を見せない。おそらく平地スペシャリストの名にかけて、斜度の上がる小処温泉あたりまで牽いていくつもりなのだろう。確かに今日の近江屋さんの自転車はそういうセッティングだ。

ならば甘えさせてもらいます!

序盤の緩斜面区間も半分をすぎると徐々にアップダウンが増えてくる。
列車を追い越す参加者も少しづつ出てくるが、それでもしばらくすると近江屋列車が抜き返す。
やがて小処温泉前を通過。さすがに近江屋さんの速度がガクっと落ちた。
ここまで約8kmを先頭で走行したのだ。十分すぎる活躍でした!

「あとはがんばりやッ」
「ありがとうございますッ!」

激をくれる近江屋さんに答え、カメさんと一緒に前に出た。
ここからは斜度が8%を越える山岳区間。列車の風除け効果は望めない。いよいよヒルクライム本番だ。
フロントギアをインナーに落とし、脚に力をこめる。
ほどほどのペースで登るカメさんは手を抜いているのか?さっさとアタックして1時間20分切らんかいw

「カメさん行くでッ!」

ここは追い抜いてカメさんを牽く。
コンソメさんはどうなっているのか、もうよくわからんがヒルクライムだけでなくクリテリウムでも強い氏のことである。ここまでの緩斜面で遅れるとは考えにくい。おそらく後ろについているだろう。
す~さんはどうか? 列車に乗れていたのか? 大ベテランなので心配には及ばんか。

斜度が上がってから2kmほど走行すると、いよいよやって来たで! 激坂区間スタート地点だ。
地元の人たち、スタッフの皆さんが応援に陣取る急な左ヘアピンを曲がると、また一気に斜度が上がる。ここから5kmに渡って斜度は11~14%ほどとなる。このレースで一番苦しい区間だ。

ここまで試走よりも約2分ほどの貯金。
しかも近江屋列車のおかげで脚はほとんど新品だ。

これは、行けるッ!

先にスタートした大集団の合間を縫って徐々に徐々に前へ上がっていく。
厳しい区間だが意外なほど女子参加者もいる。見るからに高齢な方もいる。みんながんばっている。自分も負けるな!
さすがに苦しい斜度だが調子は良い。脚を緩めずに淡々と行こう。

が、どうやら後続集団の先頭に追いつかれたらしい。
とんでもない速さで激坂を登っていく参加者が一人、二人と過ぎ去っていく。

あれがトップクラスのスピードか。かなわんな(;´Д`)

と、ここで後ろからカメさんが飛び出した。僕を追い抜いた背中が、すぐに小さくなっていく。

ようやく本気出したか。
がんばれ! カメさんならアレについていけるやろッ!

自分自身は残念ながらアレについていく実力はない。
ここはマイペースを守って耐えるだけだ。

と、すぐにVIPマークの派手なジャージが上がっていった。
STRAVAでフォローさせてもらっている忍者さんに違いない。生駒エリアきっての剛脚さんだ。
紫地のジャージが声をかける間もなく離れていく。

しかし僕もそこまで遅いわけではない。追い越されるよりも追い抜くほうが絶対的に多いのだ。
苦しいが気分はいい。このまま耐えろ。耐え切ったらドライブウェイ区間のアップダウンで勝負や。

激坂も後半になると集団密度がグッと下がり、周囲の速度が自分と近くなってくる。
それでもじわりじわりと順位を上げていく。
そんな中、驚いたことに白髪のおじいちゃんにパスされてしまった。
水色のジャージにはSunnySideの文字。大阪南部、泉大津のショップチームのおじいちゃんだ。

強豪チームはサカタニだけやないんやな。しかし負けてなるものか。
数百メートルかけておじいちゃんを抜き返し、13~14%となる一番の激坂区間へ。

「きっつい!」「やばい!」とかなんとか、笑いながら登る女子二人をパスする。
あんたら笑ってるんやったら余裕やろ(;´Д`)

ここまで来ると蛇行して注意される参加者も出てくる。
道幅は自転車3台がやっと併走できるくらいしかないのだ。来年までに蛇行せんでも登れるよう、しっかりトレーニングを積んで帰ってきてください。

そう思う自分もしかし、そろそろ危険な状態だ。
右ふくらはぎがピクピクと痙攣しかけている。

やっばいなぁ。下手したら攣るやないか。
せっかく200円の大枚をはたいてドーピングしたのに、どういうことやねん?!(;´Д`)

しかし頼れるものは、その怪しげな粉末だけだ。
ボトルのCCDに溶けたそれをグビリとやって、なんとか耐えるしかない。

激坂区間後半には給水エリアが設けられている。
ここではアミノバリューと水の補給を受けられるため、ボトルを携行せずにレースに出走する参加者もいるくらいだ。

僕の前を行く参加者たちは給水エリアで速度を緩め、つぎつぎと水かアミノバリューの入った紙コップを受け取っていく。
しかし、ここはパスや。
スタート前、ボトルに入れた約300mlのCCDはまだ半分ほど残っている。水はなくても行けるはず!
給水エリアで一気に10人ほどを追い抜いた。

そしていよいよ激坂区間も終了か?というところ。

「トプさんファイトーッ!」

聞き覚えのある声とともに、黒いLOOKが前に躍り出た。

しまった! コンソメさんやないかッ!?

今回のレースで倒すべき筆頭、その人である。
激坂区間で引き離す予定が、逆にここで追い越されるとは失態もええとこやないかッ。

しかし、ここは「絶対に」負けるわけにいかん。
ヒルクライムだけでなく平地も強いコンソメ氏、ここで離されればドライブウェイ区間で追いつける保証なんぞ何もないのだ。
自分の心拍数は160台前半。
これ以上無理に上げると失速する可能性が出てくるが背に腹はかえられん。必死で喰らいつけ!

ドライブウェイ合流前の小さなアップダウン。
得意の下りで差を縮めるべく踏むが、やはりコンソメさんも速い。
その後の登り返しでまた少し差が開いた。

そしていよいよドライブウェイへの合流地点だ。
応援の太鼓に撮影部隊。にぎやかなヘアピンをコンソメさんが颯爽と駆け抜けていく。
こっちは鼻水垂らして必死だが、くそー、かっこつけて余裕やないか!

が、ドライブウェイへの合流を過ぎるとコンソメさんが落ちてきた。
どうやら無駄にかっこつけすぎたらしいw
逆にこちらは右足のピクピクも収まってきている。よし、これならまだ勝負できる!
お互いに激坂よりもドライブウェイ区間のほうが得意なはず。ここで決着をつけようやありませんか!

「ここからは我々のステージです。がんばりましょうッ!」

声をかけて前に出た。
ここからは登りと言っても5~6%の緩斜面。さっきまでとはスピードの乗りが違う。
そして右手には台高山脈の絶景が広がる。どんどん他の参加者を抜いていく。

よし、調子出てきた!

そして現れる下り区間。
フロントをアウターにチェンジ、下ハンに持ち替え風を切り裂く。
流れる空気がひんやりと冷たく気持ちいいッ!

現れる下りカーブ。ノーブレーキでさらに加速。
軽い登り返しはパワーで押し切って、下りとなればこっちのステージ。どんどん先行者が落ちてくる。

普通は列車を組んでタイムを短縮すべき区間だが、脚のあう参加者はまったくいない。
視界に入る全員をぶち抜いていく。この無双感、やめられん!

コンソメさんはついているのか?
気配は感じないが油断はならん。登りは耐えろ。下りは攻めきってやれ!

無我夢中でドライウェイ区間を走り抜け、残りももう5kmを切ろうかというところまで来た。
場所はほぼ平坦。あいかわらず前方の参加者がぐんぐん近づいてくる。

と、僕の右手を圧倒的な速度差で抜き去った自転車が一台。

そんなまさか?!

その背後にもぐりこむ隙さえなかった。
青いGiant PROPELだ。エアロバーを掴むような低いポジションでその選手はすぐに見えなくなった。
なんという力の差。激坂区間以外でこんな抜かれ方をしたのははじめてだ。

が、見とれている暇はない。
あれほどの速度は出せないが、こっちもドライブウェイ区間に入ってから追い抜かれたのは、後にも先にもその一人だけなのだ。最後までこのペースで押し切ってやる。

そろそろラスト。
ゆるやかな右コーナーを抜けると、前方の登りに赤い三角コーナーの列ができていた。
コース脇に観戦の人達が増える。
「もうちょっと!がんばれー!」
子供たちの応援もとんできた。

前方20mほどに4人の小集団。
最後の気力を振り絞ってペースを上げた。

最終左コーナーで1人に追いつきパスし、ここからは全力ダンシング。
そしてゴール!
よしッ! とりあえずコンソメ氏には勝った! やったった!

フィニッシュタイムは手元の時計で1時間24分43秒。
ストップウォッチはスタート10秒ほど前に押したから、実際はもう少しいいタイムなのか。

どちらにしても1時間25分切りならまずまずだ。欲を言えばあと2分縮めたかったが仕方ない。後半、脚のあう列車があればとは思うが、あそこで脚の合う人達は激坂区間でとっくの昔に僕を追い抜いているはずだ。

ともかく終わった。
やったった!

そして陽光の降りそそぐ大台ケ原駐車場へと、僕はゆっくり下っていくのだった。



つづきます




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前回のつづきです


HC大台ケ原 リザルト
HC大台ケ原 参戦記その1
HC大台ケ原 参戦記その2



午前4時。ごそごそという物音に目が覚めた。
どうやらみんな起き出して準備をはじめているようだ。外はまだ暗いがレース当日である。

就寝前のチューハイのおかげか思ったよりよく眠れたようだ。全身がスッキリしている。
準備していたバナナとゼリーで朝食を済まし、急いで着替えを済ます。
心配していた軽量化のほうも宿のトイレで軽快にフィニッシュ。最後にボトルの中に脚攣り対策の粉末を追加して準備完了だ。


よし、今日はいけるで!


他のメンバーも順調に準備を完了し、上北山村小中学校へ。
下山荷物預けの前に、ここでローラーを回しウォーミングアップしておくのだ。


ローラーでのウォーミングアップ。これぞ本気ローディの証という感じがして憧れますな!
僕は去年の富士チャレで実行できんかったので今回が初挑戦。いよいよ憧れの瞬間に突入ですぞw


車から自転車と固定ローラーを降ろし、まずはRacing3を決戦用中華カーボンに履き替える。
ブレーキシューも順調に交換し、空気を多めに入れて、ではいざローラー台にセッティング!

セ、
セッティ・・・


セッティングできん!




やってしもうた。
ローラー用のクイックを自宅に忘れてきたやないかッ(´;ω;`)ブワッ



憧れの瞬間が遠のいていく。
なんという切なさか。
隣りのスペースではピンクのサカタニ軍団が楽しそうにローラーアップしているというのに。
ムキ-ッ! レースでは負けへんで!(いや、普通に負けそうな雰囲気w



仕方ないので校庭内を軽いギアでくるくる回して実走アップ。
グラウンドを半周ほどしたところで、なにやら怪しげな集団を発見した。


oodaigaharaHC2015 (31 - 60)
ちょw 山田さん、MTBの優勝候補が何してるんですか?w

どうやら朝っぱらからパンクしたらしい。MTBの予備チューブなんて誰も持っていないので大ピンチである。
しかしここは、やまちゃんが携行していたパッチで無事修理完了。さすがはやまちゃんですな!

山田さんのバイクはS-Works STUMPJUMPERというやつ?
MTBのことはよくわからんが、フロントフォークがサスなしのカーボンに換装されている。
チョーかっこいいんだが、写真撮るの忘れた(;´Д`)
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前回のつづきです。


それでは初日、ヒルクライム大台ケ原試走会である。

試走メンバーが全員揃ったところでゆるゆると出発。
明日のレースが本番なので今回はのんびりと流していく予定だ。こんなところで脚を削るわけにはいかない。

oodaigaharaHC2015 (8 - 60)
のんびりサイクリング。快晴の空の下、和気あいあいと登っていく。
普通に会話を楽しめるペースなので息も乱れない。

これは楽しい。そして癒される。
明日のレースもこんなんやったら気が楽やのに(;´Д`)

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前回、レースリザルトは公開したので、あらためてじっくりレポートさせてもらいましょうぞ。



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第14回ヒルクライム大台ケ原since2001。
僕自身、ロードバイクに乗り始めてもう6年ともなるというのに、ヒルクライムレースへの参加は実はこれがはじめてだ。
去年、富士チャレの100kmエンデューロに参加はしたが、それをあわせても通算2回目のレース初心者でもある。
案の定、ポカミスなども発生したが、ヒルクライムレース初心者にもわかりやすいレポートにしようと思う。



oodaigaharaHC2015 (15 - 60)

公式サイトにもあるように、まさに「天空のヒルクライム」
参加者は近畿の屋根を駆け抜けていく!
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