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ちょっと更新間隔が開いてしまいましたが自走大台ケ原のつづきです。
まずは前回までのあらすじから。

大阪を出発して山だらけの奈良県を縦断し、難敵である大台ケ原ヒルクライムもなんとかやっつけたトプロー(やっつけられたとも言う)。
さあ、ここまで来ればあとは帰るだけです。やったね!

以上、あらすじおわり。

・・・じゃなくて、帰るだけと言っても、まだ100km以上あるのです。
帰る前にまずは休憩です。
とにかく腹も減ってヘロヘロなので、がっつり補給しないと動けそうにありません。
ドリンクも底をついて喉もカラカラです。

大台ケ原駐車場には二つほど食事のできそうな建物があったのですが、悩むこともなく近い方のお店に向かいます。
ほんの10メートルちょっとの距離ですが、お店までは自転車に乗って移動しましょう。ハムストリングスがガチガチに固まっているせいで、普通に歩くのが困難なのです。

が、しかし。

うぉっとッ!
し、尻が痛いッ。
痛くてサドルに座れん!

焦るトプロー。どうやらハムだけではなく大臀筋にも筋肉痛がきたようです。

こ・・・これは、非常に、まずくないかい?!

ピクつく尻筋がサドルに軽く触れただけで激痛が背中を駆け上がります。
仕方ないので自転車を押しながらお店にむかいますが、こんな状態で残り100km以上を帰るなんてあり得ないんじゃないですか?

え~っと、輪行バッグはあるし、近くの駅までタクシーに乗っけて帰るか?
って言うか、タクシー代いくらかかるんだろう。
そもそもこんな山の上まで来てくれるのか?

わりと絶望的な気分になりながらお店の前の鉄柵にウノ子さんをたてかけます。
いや、まあ、絶望する前にまずは食事です。
何か飲み食いしながら考えたら妙案がうかぶかもしれません。

携帯チェーンで鍵をして、すぐ目の前に自販機があったので、とありあえずはボトルにドリンクを補給しましょう。
お、アミノバイタルのペットボトルがありました。
さすが大台ケ原です。わかっていらっしゃいます。

1本180円の観光地価格アミノバイタルをごきゅごきゅ飲むと、ようやく一息つきました。
で、お店の入り口までに数段の階段があるのですが、ここを登るのがまた一苦労です。
尻とハムが痛くて脚が上がらないよ・・・うんとこどっこいしょっと。
まるで今にもウ○コを漏らしそうな体勢でのそのそと移動。死ぬ思いでお店の食券売場にたどりつき、とにかくボリュームのありそうなメニューを探します。

うどん
そば
山菜うどん、そば
カレー
以上! 的な。

的な、じゃなくて、カツ丼とかカツカレーとか、ハンバーグセットとか、何かそれらしいメニューはないんかい!?

なかば悲壮な気分でもう一度よく見ると定食メニューがありました。

そりゃそうですよね!
焦らすなよ、もう。

うどん定食
そば定食

ぉぃ。

山菜うどん定食
山菜そば定食

泣くよ、ぉぃ。

カレーうどん定食

OK、理解しました。
カレーうどん定食がこのお店一番のボリュームに違いありません。

食券をポチリとして、椅子に腰かけて待つこと数分。
でてきましたよ、本日のお昼ごはんがッ!

00018_20120903055158.jpg

ぬはッ!
これは見事なカーボローディング!
さすがローディのことをわかっていらっしゃる!(涙目

いや、まあ、普通においしかったです。
お腹が減りすぎて味のことはよくわかりませんでしたが。

お腹もある程度ふくれると、ようやく冷静な判断力が戻ってきました、
大台ケ原からタクシー輪行とか、無謀にも程があります。
輪行で帰るにしても、まずはとにかく人里まで自転車で下ることです。

炭水化物マンセーな食事を終え席を立つ頃には、お尻の痛みも少しは治まっていました。
あいかわらずの濃霧の中、ウィンドブレーカーを着こんで、よろよろとウノ子さんで下山開始です。

00019_20120903055157.jpg

それにしても天気はいっこうに回復してきません。
霧の中なのか雲の中なのかよくわかりませんが、寒さに震えながらのロングダウンヒルです。

00020_20120903055157.jpg

今さら上北山村方面に下りてから奈良方面へヒルクライムする勇気はなかったので、帰り道は大台ケ原ドライブウェイで。

標高1300mくらいまで下りて来ると雨も止んで、ようやく暖かくなってきます。
ドライブウェイ沿いに静かな休憩所があったので、ちょっと小休止。
木製のベンチに横になって20分ほど仮眠をとりました。
起きるとかなり元気が回復。お尻の痛みもほぼ解消されていました。

そしてさらにロングダウンヒル。
吉野まで約40kmほど、ひたすら下り続けます。
トンネルを幾つか抜け、標高800mを切ると普段の暑さが戻ってきました。
ウィンドブレーカーを脱いで走り続けます。

00021_20120903055156.jpg
バルス!
このブロックの中心には飛行石が~。

死んでいた脚も徐々に復活し、吉野川沿いを進む頃にはほぼ完全に回復していました。
このあたりで今回のロングライドの成功に確信を持ちました。輪行なんか全く必要ありません。

いけるッ!
ぜんぜんいけるッ!
まだまだ100km以上でもぜんぜん行けるやんっ!

今思えばヒルクライム中にハンガーノックになっていたのかもしれません。
恐るべきはカレーうどん定食の謎パワー。ここにきて平坦35km/h巡航が普通にこなせます。

00022_20120903055155.jpg
謎の葉っぱ民家な写真を撮る元気も復活しました。

奈良県の西端を縦断する大和高田バイパスに入るとさらに調子がでてきました。
帰宅ラッシュの車の列に併走し、若干のアップダウンはものともせずに40km/hで大阪へばびゅーんとワープです。
ヘッドライトが光量不足な猫目HL520なので真っ暗になる前に家に辿り着きたい、という事情もあったのですが。

00023.jpg
そしてリビエールホール前から夕焼けに染まる大和川を眺め感慨に耽ります。
今朝はここで朝焼けを見たんだっけ。
ここまできたら、お家はもうすぐそこです。

心地よい疲労感と、清清しい達成感につつまれながらR25を大阪市内へ。
そして午後7時すぎ、今回のロングライドは無事に終了とあいなりました。
ヨロヨロと家の中に転げ込み、妻に今日のライドを報告です。

「あ~、疲れた。脚が死んだわ~」
「そんななるまで走るとかアホちゃう? どこ行ってきたの?」
「大台ケ原まで」
「そこって遠くなかったっけ? アホちゃう?」
「往復で220kmちょっとやったかな。それと3800mくらい登ってきたで」
「ほんまアホちゃう?」

総括すると「アホちゃう?」ということのようでした。

さて、トプロー自身で今回のロングライドを振り返ると、大台ケ原タイムトライアルこそ散々な結果だったものの、220kmオーバーの山岳ロングを最終的には結構な余裕をもって走り切れたのは大きな収穫でした。
これで300kmオーバーのロングライドに向けて多少なりとも自信がつきました。
ちゃんと補給を取ることが前提ですが、少々の山岳なら300kmでも大丈夫でしょうし、平坦基調ならたぶん400kmでも問題なさそうです。

今までは150kmを越えるとお尻の痛みがどうしようもなかったのですが、5月に購入したfi'zi:kアリアンテの本領発揮といったところです。いや、トプロー的に間違いなく神サドル。ヒルクライム後の尻痛はサドルのせいじゃなく、純粋に筋肉疲労が原因だったと思えますし。

尻が大丈夫だったかわりに足裏が痛くなりましたが、これはSIDI GENIUSのソールの硬さが原因かと思われます。短距離なら硬いソールのダイレクト感が良いのですが、長距離は柔らかめのシューズの方が良いのでしょう。次回ロング時には、ペダルも含めてシマノの安物SPDにかえれば多分大丈夫。
あと問題があるとすれば肩凝りかな? 短時間ならこれも全然問題ないのですが、ビブの肩紐がちょっと鬱陶しかったです。10時間オーバーのロングライドには、ビブじゃない方が良さそうです。

さあ、そろそろ時は来たのかもしれませんよッ。


いくぜキャノンボール!(うは! マジか!


・・・っと、その前に今年の目標がありました。
まずは十三峠で目標達成しようね。


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コメント

  1. takezo | -

    はじめまして、私も自走大台ケ原を計画中で楽しく読ませて頂きました♪
    3000m以上上るのは未知の世界なんでかなり参考になりました。
    後は勇気だけです(^^;

    ( 16:11 )

  2. maC | -

    お疲れ様でした。

    ロングライドお疲れ様でした。
    山岳コース200kmオーバーはすごいですね。
    私も高野山をチャレンジしてから大台ケ原チャレンジしてみようと思います。

    ( 23:47 )

  3. Re:takezoさん

    はじめまして。拙文ですが楽しんでいただけたようで何よりです。
    3000mオーバーと言っても、今回辛かったのは大台ケ原の激坂部くらいで他は楽しかったですよ~。
    勇気を出してぜひチャレンジしてください。

    ( 21:17 )

  4. Re:maCさん

    ぬぬぬ、どこかでお見かけした名前だなと思ったら
    某ヒルクライムTTサイト(笑)で僕の上のほうで見かける方ではありませんか?
    ここはひとつ、軽く高野山も大台ケ原もやっつけちゃってください。
    その隙に僕はしこしこと十三峠のタイムをつめてみますw

    ( 21:23 )

  5. kouk | -

    大台ケ原ヒルクライム惨敗

    トプローさん、はじめまして!koukといいます。
    面白いブログ楽しく読ませていただいてます。

    大台ケ原HCの記事が壮絶でとても面白かったので、興味が湧いてきて行ってきました!


    なんなんですかあの地獄の激坂区間w

    さようなら激坂、こんにちは激坂。トプローさんと同じく足つき3回にタイムは2時間15分でした。2時間超えとか。ヒルクライムのタイムじゃねぇw


    そのタイムですら吉野まで輪行していたので、全自走のトプローさんには遠く及ばず恥ずかしい限りです。

    大台ケ原大先生はあまりに強大でした。
    六甲や鍋谷で得た小さな自信が根こそぎもっていかれたことが逆に楽しかったので思わずコメをしてしまった次第です。

    ロングライド派なので、トプローさんのように坂への強い意志を持ち合わせていないのですが、
    また鍛えて俺チャレしてみます。

    ( 12:41 )

  6. Re:koukさん

    はじめまして。
    楽しんでいただけたようで嬉しさMAXです。
    こうやってコメントをいただくのが何よりの励みになります。
    いやぁー、自分の恥をさらしてよかったw

    大台ケ原大先生、厳しすぎますよね。
    リベンジしなきゃいけないんですが、目標タイムをどうするべきか・・・。

    ( 10:05 )

  7. sen | SFo5/nok

    この記事に刺激されて僕も先日、自走大台ヶ原に行ってきました!
    奈良市からで距離190km獲得標高3700mほどでした。
    HC大台ヶ原タイムトライアルの結果は2時間17分29秒!
    トプローさんより5秒速く登れましたよ!www

    出発前の目標はとりあえず2時間切っとく?って感じだったんですが現地に着いて激坂区間に入った瞬間「足つきせずに完走」に目標を変更。
    自走であのコースをタイムトライアル、キビシー! 身を持って知りました。
    足つきなしで登れたのでもうちょっと速いと思ったんですが~。

    この時期でも大台ヶ原は寒いとか、諸々の情報大変役に立ちました、ありがとうございます。

    ( 22:02 [Edit] )

  8. トプロー | -

    Re:senさん

    自分の書いた文章が役に立つのって嬉しいですね。
    こちらこそありがとうございます。

    このコース、リベンジせねばとは思うのですが、やっぱり辻堂林道がトラウマですわ。
    今なら登りきれると思うんですが、いざとなると怖いわぁ。

    ( 09:11 )

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