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あれが君のゼロか。
美しいな。いい仕事だ。


そして僕は涙が止まりませんでした。
最後に、本当に、いい仕事をして、自分で自分の仕事に涙した監督に心からの拍手を。


宮崎駿監督の引退作である「風立ちぬ」を見てきました。
映画の感想とか、そういうものは書かない主義なのですが、今回ばかりは愚にもつかない感想でも。

見終わってから、いろいろ整理のつかない感情がどっと込み上げてきました。
ちょっとでもその気持ちに説明がつくかと、世間の皆様はどう感じたんだろう?と思ってヤフーの映画レビューをチェックしました。
評価は星5つか星1つのどちらかばかり。完全に賛否両論二分されていて、ああ、やっぱりそうか、そうでなくちゃいけないと思ったり。

僕自身は絶賛もいいところなのですが、同じように絶賛している方のレビューを読んでみても、やっぱり自分とは違うな。そうじゃないだろう。でも、やっぱり違ってしかるべきだな、と思ったり。

淡々とした物語の進行は、淡々とすることによって物語の深みを増していきます。そこにはナウシカやラピュタで見せたエンターテイメント性のかけらもありません。
なぜならこの作品はエンターテイメントとして作られていないからであり、ただただそこには創作者、表現者としての宮崎駿が自分の欲望、欲求を忠実に具現化した果実があるだけだからなのです。

しかしてその欲望具現化の手法の、超絶なる技巧の美しさ、見事さはこの上なし。
行間を読ませる、と言葉にすれば簡単ですが、それが実際どれだけ難しい事なのか。
駄文を積み重ねるしか脳のない自分からすれば、神のごとき技に違いありません。


あれが君の風立ちぬか。
美しいな。いい仕事だ。


本当に、美しくて、いい仕事でした。


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