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ビワイチTT 準備編

ビワイチTT 実走編前編


前回のつづきやで!


中間地点である塩津のローソンを出発した僕は、いよいよビワイチTTの後半戦に挑むのであった。

biwako.jpg


補給を終え出発した僕は、すぐにまた峠越えに挑むこととなった。
峠とはいってもピーク部分は長いトンネルの中だ。猛暑のヒルクライムは辛いが、トンネルの中なら暑さはそれほどでもない。淡々とこなしていこう。
 



トンネルを抜けしばらく走るとまたクロスバイクでビワイチしているらしきグループがいた。さっきのローソンにいたグループもそうだったが、服装がTシャツに短パンだからガチのサイクリストではない。一般の方々がこの暑さの中、わざわざクロスでサイクリングとは大変だろう。
登り坂で押しが入っている人の姿もチラホラと見えるが、みんな学生のようだ。どこかの大学サークルのイベントなのかもしれん。
今は辛いだろうが、後になっていい思い出になるパターンやな。
がんばれよ~!などと思うが、がんばるべきなのは自分なんやで。

琵琶湖北部最後のトンネルを抜けると長い下り坂だ。
あいかわらず路面状況もよく、カーブはあってもたいへん緩いのでどんどん加速する。

時速50kmをすぐに越えて60km/hも突破。下ハンを深く握って上半身を伏せる。
周囲には一台の車もいない。どこまでスピードが伸びるのか。

・・・などと思っておったら、やがて前方に大型トラックが現れた。
しかしそのトラックも遅いわけではない。おそらく速度は60km/hをオーバーしている。

ここで僕は思った。
あのトラックのスリップに入ったら楽そうやん?

アホである!
あまりにもアホなので、皆様には絶対に真似せんでほしい。

徐々にトラックの後部に接近する僕。
あと15m、12m、10mと接近していくと、とつぜんハンドルが取られた。
左右に強く前輪が揺さぶられる。
何が起こったのか?!
わからんがとにかく必死でハンドルを押さえつけ、急制動する。
止まれ止まれ止まれー!!!
が、ハンドルの揺れは収まらない。
BORAONE35のスポークでも跳んだのか!?
落車するんか!!
冷や汗を垂らしながら徐々にスピードダウン。
なんとか無事路肩に停車した。

何が起こったのかわけがわからんが、とにかく前輪を確認する。
スポークはどこも折れていない。
ホイールを空転させて振れをチェックする。
どうやら振れもない。

問題はないのか?
おそるおそる自転車を再発進させ徐々にスピードを上げていく。
20km/hでは問題なし。
30km/hでも問題なし。
35km/hで平地巡航に入るが、やはり問題はない。

今でもはっきりした原因は謎なんだが、たぶんトラック後部でかなり強い乱気流が起こっていたんだろう。それにBORAONE35が巻き込まれたんではないだろうか。60km/hオーバーで突っ走る大型車両の起こす乱気流を舐めてはいけないということだ。
よくまあ無事に停車できたもんである。


さて、気をとりなおして琵琶湖の西岸へと向かう。
しかしここにきて暑さが一層その厳しさを増してきた。時間はそろそろ午後一時。真夏の太陽が容赦なく僕の体力を削っていく。
さっき補給したボトルのアクエリアスがどんどん減っていく。

湖北の山岳を越えて、琵琶湖西岸の道の駅しんあさひ風車村に至るまでの約20kmほど。おそらくはここがビワイチで一番きつい区間になるだろう。山岳で脚が削られた上に、琵琶湖が見えないから景色も変わりばえしない。
ここはひたすら我慢だ。
汗をだらだら垂らしながら巡航をこなしていくが、琵琶湖に流れ込む川を越えるアップダウンが地味にきつい。
きつい陽光のせいか、徐々に体温も上がっていくようだ。
熱中症が危険やな、と思いはじめる。
これは一度ストップして体調をリセットするか、それともこのまま走り続けるか、どっちのほうが最終早くなるんかいな?などと考えておったのも束の間だった。

あー、もうあかん!
このままでは死んでしまう!

休憩は湖北の一回だけにしようと思っていたが、道の駅しんあさひ風車村で緊急ストップ。
トイレ前に自転車を乗りつけ、蛇口の水を頭からぶっかけた。

うひぃ~、生き返る!!!

さらに両足にも水をぶっかけ、全身水びたし。
道行く人に見られたら間違いなく変態さんである。

しかしこれで相当楽になった。ここは変態として通報される前にすぐに再出発だ。
残りはあと30kmほどか。ここからは上げていくで!


塩津ローソンすぐ隣りに位置する道の駅あぢかまから、道の駅新あさひ風車村までの走行記録はこんな感じ。


kohoku.jpg

信号ストップはなかったので、1分30秒少々の停車時間はホイールチェックの時間だ。
やはり山岳なのでAve.30km/hは割ってしまっている。
この区間、トンネルでGPSをロストするからか、STRAVAの順位計測は役立たずであった。


道の駅しんあさひ風車村を出た僕は、ひたすら無心でペダルを回していく。
ビワイチ前半のようにペースを抑えて、というような気を使う必要もない。
さすがに疲労も出てきたのか、わざわざペースを抑えるまでもなく最高で38km/hほどしか出ない。
こうなったらあとはゴールである堅田の街並みが見えてくるのを願うだけだ。

道の駅しんあさひ風車村からJR蓬莱駅を通過したところあたりまでの走行記録。

hourai01.jpg
hourai02.jpg

距離29kmの区間でAve.32.2km/h
疲れきって脚が回らないわけではないが、前半の琵琶湖東岸幹線道路区間がAve.33.6km/hだったから、やはりかなり疲れが出ているのだ。アホみたいに前半飛ばさなくてよかった。
ここまでの区間、どうやらペース配分も、補給のとりかたも成功していると考えて間違いない。
富士チャレ本番は今回よりも短い100kmの部門だから、同じように走れば良さそうだ。

蓬莱を過ぎるとゴール地点までもう残り10kmもない。
いよいよラストスパートか?!という区間だが、これがなかなか思ったようには走れない。
ここまでほぼ平坦だった道に、地味にきつい丘越えが現れるのだ。
そこはしかし最後の気力をふりしぼって登りをこなし、下りは下りで休むことなくペダルを回していく。
幾つかの丘を越えれば、いよいよ堅田の市街地だ。市街地の中心部を左折すればゴールに辿りつく。

よし、もう少し! このまま行きまっせ!!

順調に35km/h巡航で堅田の街に突入。
すると脇道から真っ黒なロードバイクが現れた。
ここはサクッと追い越し、ゴールへむかって巡航をつづける。

そう言えばサイクリストに人気のビワイチだというのに、この日ロードバイクを追い抜いたのはこれが初めてだ。やっぱり真夏の真っ昼間にわざわざロードに乗ろうなんていう人は少数派なんだろう。

が、しかし。
追い抜いたと思ったそのロードバイクが、どうやら僕の後ろをぴったりつけてくるではないか。

おおう! キ・タ・ヨ・コ・レ!

へたれかけていた気持ちが急激にテンションアップした。
普段ソロサイクリストな僕が後ろにつかれるなんて超珍しいのだ。坂道で追い抜かれることはあっても、平坦路で追走された記憶なんかほぼない。

これが臨時列車というやつかwww

ならば、と思い巡航速度を38km/hまで上昇させてみるが、やはり後ろのローディはしっかりついてくる。
うはww これはもしかして千切り合いのチャンスなんか?!wwww

頭の中が草だらけになる。我ながらアホだ。

しかしここは堅田の市街地。
すぐに信号停車がやってくる。
さすがに全力ダッシュをする脚までは残っていないが、信号が青になったらダンシングで加速。
やっぱり後ろのローディ、きっちりついてくるやんかwww

おかげで最後の最後で巡航速度が40~42km/hほどまでアップした。
あとはこの列車をどこまで続行できるかだ。
もし最後の交差点を左折してまだ続いていたら、ラスト100mからゴールスプリントかましちゃるwww

と、まあ、そんなセコイ気持ちで最後の交差点を左折すると、しっかりそのローディがついてくるではないか。
ここはゴールスプリントにむけて徐々にスピードを上げようか、と思っていたら、なんとゴール手前300mあたりでそのローディが僕を追い越した。

ぬは! では遠慮なく後ろにつかせてもらおうではないか。
前方のローディは真っ黒なBMCにアソスのジャージで、42km/h巡航だが非常に安定した感じだ。これなら後ろにつけても恐くない。

て言うか、列車走行アホみたいに楽でびびったwww

42km/h巡航なのに、ともすれば脚の回転を止めないと追いついてしまう。
大型トラックやオートバイのスリップに入るのは恐怖だが、前がロードバイクだと意外と安心して1m以内の距離まで接近できるんやね。そしてそこまで接近すれば、本当に風の抵抗っていうのが弱くなる。

ぬおおお! ではゴールスプリントを!!

と思って右後方を確認したら、大型まじりの自動車の隊列がびゅんびゅん追い抜いて行いく。
あかんw これはどうにもならんww

最後の100mも列車に入ったまま何事もなくゴール。
そのローディも目的地は同じだったようで、道の駅琵琶湖大橋米プラザへと入っていった。

う~ん、残念。
最後にスプリント勝負したかった(場所的に無理すぎる)。

で、背中ポッケからSTRAVAを取り出すと、GPS信号をロストしたとか言っておるわけですな。
最後の最後でそれかよ!(^ω^;)

とりあえずサイコンのほうのストップウォッチを停止させ、出発時と同じようにアタフタしながらスマホをいじくりまわした。
結局、何らかの理由でGPS機能がオフになったことを発見したわけだが、おかげでSTRAVAのグロス時間はここでも2~3分ほど損してしまった。

で、サイコンのほうのグロス時間はこう。

20140819_151002.jpg

4時間34分43秒9

STRAVAのグロスが4時間38分15秒だから、やはりスタートとゴールのアタフタで3分半ほど損しておった。
まあ、140kmのロングTTだし、タイムを競う相手もおらんので数分の誤差はどうでもいい。

ともかくも今回のロングTTのおかげで、100km程度のレースにおいて、補給とペース配分をどうすればいいかを掴むことができた。
これは僕にとって大収穫だ。

気がつけば富士チャレ本番まであと10日しかないが、本番はしっかり力を出しきって楽しんでこようと思う。

あとは次回ビワイチTTと、アワイチTTの目標設定だが(やるんかよ
ビワイチTTはきりのいいところでグロス4時間半切りが目標だろう。

アワイチについては先日の記録が5時間27分。
しかしあれは補給に失敗して脚攣りしまくったから、それを今回のように補正すればやはりグロス5時間切りが目標となりまそうだ。
でも夏のあいだはもうやらん。死んでしまうわ。

で、帰り道でコンビニに寄って、コーラを一気に1リットルほど飲んだら即効脚攣りがきた。
やっぱり体内のミネラルバランス崩壊が脚攣りの原因なんやね。







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コメント

  1. ブリッカー | -

    はじめまして。
    ストイックなブログ、熟読させて頂いております(^^
    トラックの乱気流のお話を読んで。
    その昔、MTBにキャンプ用品満載でアメリカのハイウェイを走っていた時、ギリギリを掠めていった(普通はみんな反対車線に出て抜いてくれる)トラックの気流で、一瞬で停車したことがあります。30kmくらいで走っていて、一瞬で0kmに。何が起こったのかわかりませんでした。気流ってすごいですよね。

    ( 10:39 )

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