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先日導入したVector2Sについて、取り付け時の注意事項などを書いておく。
終わってみればたいへん簡単な取り付け方法なのだが、実際の作業時につまづいた点もあるので、今後導入してみようという方々の参考になればと思う。



さて今回の購入先はEvans Cycle、英国からの通販である。
こちらからVector2Sを購入した場合の梱包物は以下のとおり。

Vector2S 本体(左右のペダルと左側の計測ポッド)
クリート1セット
USBドングル1セット
※トルクレンチ×ペダルレンチ用のアダプターは付属しない

これで日本円にして55,000円弱だった。
クリートにUSBドングルの値段を考慮すれば本体は余裕で50,000円を切る。
現状シマノやTIMEのビンディングシステムを利用している場合であっても、この値段ならと思わせるには十分な価格設定だろう。
先走ってKeo用クリートやUSBドングルを別途購入しないように注意したい。

まあ、僕は先走って楽天でUSBドングル買っちゃいましたが!(血涙

悩みどころはペダルレンチ用のアダプターが付属しないところだが、これはたぶん気にしなくていい。
要は指定トルクで何か別の物を締め付けてみて、その感覚と同じか、ちょっと強いくらいのトルクで締め付けてやればいいのだ。いわゆる手ルクレンチというやつで対応できる。
このVecor2S、トルクが弱いぶんには計測誤差が出やすいが、強すぎるぶんには問題ない構造になっているようだ。そもそも指定トルクがかなり高いので、それよりも強く締めすぎるといった事例は起こりにくい。

※これはアダプターがない場合の緊急避難であって、ある場合は当然きちっと指定トルクで締め付けるべき。

次に取り付け時の注意事項。



英文の説明書を見ると、最初のほうにこんな事が書いてある。
「取り付け前にスピンドルに刻印されたIDを確認し、それを書き留めておくこと」

が、これは無視していい。
と言うか無視するしかない。
いくら探してもIDなんてものはスピンドルに刻印されていないし、センサーIDなんかメモらなくてもサイコンが自動で見つけてくれる。
IDを探して悩みに悩んだ僕の30分を返せッ!

さて、取り付け自体は普通にペダルを取り付ける作業と何らかわらない。
唯一かわるのがペダル取り付け後に計測ポッドを追加で取り付けることくらいだ。


※ケイデンスセンサーは不要となる。Vector2Sでケイデンスの取得が可能。

で、この計測ポッド取り付けで注意することがある。
これはペダル軸にポッドをパカリとかぶせ、六角で締め付けるだけの構造なのだが、この計測ポッド本体からぶら下がった直径10mmほどのセンサーをペダル軸の穴にバチッと嵌め込まなくてはならない。
いや、いかにも穴に嵌め込みたくなる位置にセンサーが来るので普通ならば何か考える前に嵌め込む方がほとんどだろう。
それはいい。

それはいいのだが、しかし、

この穴にセンサーを嵌め込まないと、ガーミンEdgeのほうがVectore2Sを認識してくれないのは落とし穴だ。

ガーミンのスピードセンサーやケイデンスセンサーは取り付けを完了しなくてもサイコンとの同期を完了可能だが、Vector2Sはそうではない。クランクへのペダル、センサーの取り付けを完了してはじめて、Edge側がVectorを認識するようになる。

僕の場合、センサーを穴に嵌め込むべきかどうかイマイチ自信がなかったため、とりあえず嵌め込まずに同期を実施し、EgdeがぜんぜんVector2Sを認識してくれないので不良品かと思った。
こうなると同様の症状が他にも出ていないか、無駄にググったりすることになるので注意してほしい。

無駄に悩んだ僕の1時間を返せッ!

ちゃんと取り付ければ安定のガーミン製品。あっけなく同期まで完了した。

次に問題なのがキャリブレーション。
パワーメーターというものは実際の使用前にこの作業を行う必要がある。
使用時の気温、気圧、湿度などに校正をかけ、その時々で正確なデータを取得できるようにする作業である。
こう書くと難しそうに思えるが、これは基本的にサイコンが自動で実施してくれる。僕の場合はEdge510だ。

同期完了からキャリブレーションまでの流れはこんな感じ。

まずは同期を完了すると、Edgeさんからこのような指示が出る。
「80~90rpmでペダリングせよ」
これはVector2S導入の初回だけである。おそらくはケイデンスを正しく取得できるかどうか、単に機器の不具合を確かめるだけの作業だろう。

つづいてキャリブレーションである。キャリブレーションは毎回の走行前に実施する作業となるが、この時、Edgeには「何も触らずじっと待っていろ」と表示される。
これはもう待つだけだ。
待っていればほんの数秒でキャリブレーション終了となり、パワーメーターとしての使用が可能となる。

が、僕はここでも罠にはまっている。
過去にどこかのサイトで上記の情報を誤って覚えていたのだろう。
キャリブレーションっていうのはペダルを回転させて実施するものだ、と思い込んでいたのだ。

キャリブレーション時にペダリングをしてしまうと当然エラーとなるので注意。
ペダリングするのはVector2S導入の初回のみである。

悩みに悩んだ僕の1時間を返せッ!

というわけで合計2時間半ほどは無駄な時間を費やしての導入となったが、すべて知っていれば何てことはない罠なので安心してほしい。



Zwiftも無事に導入できたけど、その話はまたこんど。



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コメント

  1. Mya013 | SFo5/nok

    あのベクターがこんなにお安く?!
    異次元円高恐るべし、といったところなのでしょうか

    五.五諭吉をイケニエに差し出せば、パワーメータが手に入るだなんて
    これはサイフの紐が緩みかねないゆゆしき事態
    しかし、肝心のサイフの中身がガガガガ(ブツっ

    ( 19:19 [Edit] )

  2. トプロー | -

    Re:Mya013さん

    財布なんてまやかしなのです!
    世の中にはカードという魔法があるのです!

    さあ旅立ちましょう、新たなる世界へ。
    五諭吉の4倍の値段で買ったホイールよりも速くなれるらしいですよw

    ( 10:40 )

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